世界でもっとも多い病気は何か?
もしかしたらあなたもその病気に罹っているかもしれません。
答えは「歯周病」。
実はギネスブックにも認定されていて、
「地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人は数えるほどしかいない」
とまで記載されているのです。
そんな身近な歯周病ですが、
身近であるがゆえに、歯の病気でしょ?
くらいの軽い意識でいませんか。
厳密に言えば歯周病は歯の病気ではありません。
始まりは歯かもしれませんが、歯の周辺の組織の病気なのです。
そして歯周病の本当の怖さは、
ただ歯が抜けてしまうというだけでなく、
その悪影響が全身に及ぶことにあるのです。
歯周病菌や炎症によってできた細菌が全身をめぐることで、
重大な身体疾患の引き金になってしまいます。
糖尿病や肥満、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞・・・
また妊婦にいたっては早産や低体重児出産のリスクが高まります。
さらには近年深刻化している認知症との関連もわかっているのです。
このように歯周病は放置しておくと、
口内だけの影響にとどまりません。
痛みがないから大丈夫、虫歯がないから大丈夫と思わず、
歯科医での定期的なケアを大事にしてください。
定期的に受けることが予防につながります。
歯科医を治療だけでなく、予防する場として
大いに活用してほしいと思います。
予防歯科から審美容歯科、
お口の悩みに寄り添う歯科医院があります。